- 月1回の「もの忘れ検診事後フォロー会議」で、支援方針について多職種で協議
- 認知症→医療機関で引き続きフォロー
- MCI→年に1度は検診を受けること、生活習慣を見直すこと、 他の関連疾患の治療を行うことなどを保健師や管理栄養士が指導
- 認知症ではない→1年後に第1段階の検査を受けることを勧奨
もの忘れ検診の協力医療機関、認知機能精密検査を行う専門医療機関での検査結果や医師の見解が、町(健康対策課)に必ずフィードバックされる仕組みが構築されています(下記参照)。事後フォロー会議では、多職種がそれらの情報のすべてに目を通し、支援方針について協議します(表紙の図のステップ4参照)。
実際のフォローでは、対象者を個別に訪問し、保健指導や介護予防事業の紹介等を行ったり、必要に応じてかかりつけ医との連絡調整を行います。
ある事例では、本人の意思を尊重し、今後の生活について一緒に考えた結果、認知症予防教室、デマンドバス、配食サービスを利用することになりました。
なお、もの忘れ検診で精密検査への紹介状がでているにもかかわらず、専門医療機関を受診していないケースなども町で把握できる体制となっており、個別訪問・受診勧奨の対象としています。
前田さん
「保健師、管理栄養士や認知症地域推進員等で、どのような対応がよいのか等を検討し関わるようにしています。」
有富さん
「町内外の医療機関を巡った際に、どの先生方もおっしゃられたのが“もの忘れ検診は早期発見・早期対応のためのとても良い事業だけれど、検診の後が大切。町としてしっかりフォローする体制がつくれないと不安をあおるだけになってしまう”ということでした。認知症やその疑いありと診断された方々は不安を募らせていると思うので、お1人お1人について、どういうサービスにつなげるか、どのような通いの場があるとよいか、事後フォロー会議のメンバーで細かく検討し、実施しています」